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近年、スキンケアアイテムとしてその地位が確立しつつある馬油ですが、実は美容目的のスキンケアに使われるのがメインになったのは最近であることをご存じでしょうか?

 

 

馬油の歴史を見てみるとスキンケアとは全然違った出典で、実に様々な用途で使われてきた背景があるのです。

ぜひ当記事で馬油の豊富な効能を知っていただき、スキンケア以外にも様々な場面で役に立ててみてください。

 

 

 

馬油の歴史とは

 

古くから使われてきたイメージのある馬油ですが実際にはどれくらい前から、どこでどのように使われ始めたのでしょうか。

こちら福辻鋭記さんの「馬油の力」に詳しく記載がありましたので一部引用させていただきます。

 

 

約4000年前、中国騎馬民族の時代からすでに、馬の油が傷の治療などに使われていたと伝えられています。

5~6世紀に活躍した中国の医師・陶弘景の「名医別録」には、「馬の油は髪を生ず=(馬の油で毛が生える)」

という記述が残されています。

福辻鋭記.『馬油の力』.(内外出版社、2019)13頁

 

 

上記のように、馬油のルーツは中国で、傷の治療薬として使われていたようです。

更に日本上陸後も火傷や切り傷の特効薬として重宝され、現在でも火傷には馬油というイメージを

もたれている方もいらっしゃるかもしれません。

 

民間治療薬として利用されてきた背景には馬油ならではの浸透力、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用があり、それらの素晴らしい効能があるからこそ現在ではスキンケアにおいて再注目されているのです。

 

以下よりそれらの馬油の特徴から、お勧めできる使い道をご紹介します。

 

スキンケア以外にも!馬油の使い道

 

1.切り傷、火傷、皮膚炎に

馬油には保湿作用、捕菌(殺菌)作用、抗炎症作用があるので切り傷や火傷をした際に患部に塗ることで

乾燥、炎症を防ぎ、皮膚の化膿を食い止めます。

馬油に含まれるαーリノレン酸には、血流改善、皮膚の新陳代謝の向上、殺菌・抗菌作用などがありこの成分が炎症を抑える効果に関わっていると言われています。

熱を取り去ってくれるので、夏場の日焼け後のヒリヒリにも効果抜群です。

 

 

2.髪、頭皮の健康維持に

洗髪後の、髪や頭皮に馬油を塗ることで髪は乾燥から守られサラツヤに、頭皮は血行が促進され健やかな環境を作ってくれます。

頭皮マッサージを一緒に行っていただくとより効果的です。

頭皮の環境が整うことでふけやかゆみの改善に役立ちます。

髪を洗いながら頭皮ケアをしたい方には馬油シャンプーもお勧めです。

 

3.体のマッサージクリームとして

肩こりや腰痛などの慢性痛や筋肉痛などのある箇所を馬油を使ってマッサージしていただくことで

血行が改善され痛みが和らぎます。

冷えが気になる足先や手先にお使い頂くのもおすすめ。

ついでに肌もすべすべになって一石二鳥です。

 

 

まとめ

 

少量でよく伸びるので持ちがよくついつい使い切らずに何か月も家に置いたまま、というパターンもよくある馬油ですがこうしてみると、とっても万能で使い道は沢山です。

ご紹介したのはまだまだ、ごく一部ですのでぜひ色々な使い方を試してみてくださいね。

その場合は添加物の入っていない安全な馬油をお使い頂くことをお勧めします。